当クリニックでは、かぜや胃腸炎など一般的な内科疾患の診断、治療、健康相談はもちろん、高血圧、脂質異常症、糖尿病、肝臓病などの生活習慣病の診療に力をいれています。
特に肝臓病についてこれまで神戸大学病院で肝臓病専門外来を担当させていただいておりました。わが国における肝臓がんによる死亡数は減少傾向になっていますが、いまだに年間約3万人の方が亡くなられています。その原因のほとんどはB型、C型肝炎ウイルスによる慢性肝炎です。肝臓は沈黙の臓器といわれ初期には症状がほとんどありません。気がついたときには進行していることが多く、早期発見、早期治療が重要です。この数年、慢性肝炎に対してつぎつぎと新しい抗ウイルス薬が使用できるようになり治療効果は飛躍的にあがりました。今後さらに副作用が少なく効果の高い新薬が登場する予定です。当院では最新の治療を提供させていただけるよう神戸大学消化器内科肝臓グループと連携して診療させていただいております。また、2008年からウイルス性肝炎治療に公的助成が行われています。多くの患者さんにこの制度を利用していただいて慢性肝炎治癒にむけて努力させていただきたいと思います。
さらに肥満や糖尿病、脂質異常症、メタボリック症候群など生活習慣病に伴った脂肪肝が問題になってきています。単なる脂肪肝ではなく肝硬変や肝臓がんに進行する非アルコール性脂肪肝炎(NASH)が存在することがわかってきました。食事療法や運動療法の指導、適切な薬物療法、採血・画像検査の定期的な実施で積極的に取り組んでいきます。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~12:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | / |
15:30~18:30 | ○ | ○ | ○ | / | ○ | / | / |
自覚症状の乏しい肝臓病の早期診断と治療
慢性肝疾患については血液検査や腹部超音波検査(エコー検査)などの画像検査を定期的に実施
B型肝炎に対する核酸アナログ治療、ペグインターフェロン治療
C型肝炎に対するペグインターフェロン治療
(外来でのインターフェロン治療が可能です。いつでもご相談ください。)
原発性胆汁性肝硬変、自己免疫性肝炎の診断、治療
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎の治療、ヘリコバクター・ピロリ菌の検査、除菌治療療
肝臓、胆のう、胆管、膵臓疾患の診断、治療
かぜや胃腸炎などの一般的な内科疾患
高血圧、脂質異常症、糖尿病、痛風などの生活習慣病・気管支炎、気管支喘息などの呼吸器疾患
気管支炎、気管支喘息などの呼吸器疾患
不整脈、狭心症などの循環器疾患
腎尿路結石、慢性腎臓病などの腎臓疾患
花粉症、蕁麻疹などのアレルギー疾患